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【工事シリーズ👷】工程を知ろう! 第1話

皆さんこんにちは🌸

本日から週4回、木の花ホーム設計工事課で「断熱の家モデルハウス」が出来上がるまでの工程を詳しくご紹介させていただくことになりました!

題して!”【工事シリーズ👷】工程を知ろう!”

木曜日を担当します設計工事課の櫻井です。

よろしくお願いします!(^^)!

 

早速ですが、第1話は基礎工事の地縄張り~根切りまでの工程をご説明しちゃいます✨

 

①地縄張り ↓↓↓

着工後まず最初に地縄を張ります。

地縄張りとは、実際の敷地にビニール紐などを張り建物の位置を確認する作業のことです。

(写真は柱芯で縄を張っているので、実際に建物が完成した際には約10㎝ほど外側に外壁の仕上がり位置がきます)

 

②遣り方 ↓↓↓

地縄張りが終わると遣り方を出します。

遣り方とは、図面に記載されている建物の配置や基礎の高さなどの情報を、現場で敷地に写すためにつくられる仮設物(木の杭)のことです。「丁張り」と呼ばれることもあります。
建物の外壁線より数十センチ離した場所に杭を打ち、貫板と呼ばれる木の板を、建物を囲うように設置します。そして隣地境界線から測定した建物の外壁線を記します。
基礎コンクリートなど、もう動かないものに基準墨を移した後は必要ないため、撤去されます。建物の正確な位置・高さ・水平の基準となるとても重要な工程です。

 

遣り方で使われる道具を紹介します。

・トランシット

直線や角度を測る機械です。
水平角や鉛直角を測定することができます。
近年は、コンピューター内臓型が主流となっています。
またレーザー光線を出して測定できるレーザートランシットなどもあります。

 

・レベル

水平測量に使用される測量機器です。
水平基準を出す墨出しは「レベル出し」と呼ばれます。
レーザー光線を出して水平を測る「レーザーレベル」や「オートレベル」などもあります。

 

・大曲(おおがね)

現場で製作された直角三角定規です。
各辺が3:4:5になるように作られています。
そのため三四五と呼ばれることもあります。

 

・ばか定規

水杭に基準高さを移す際に用いられる定規です。
下端を水貫上端の基準高さに合わせて、中央部に基準線の位置を記します。
そして各水杭に基準高さを移し取ります。

 

・下げ振り

糸の先端に円錐形のおもりがついた道具です。
鉛直方向がまっすぐになっているかを確認するために使用されます。
測量機器の据付け位置を定めたり、柱が垂直に立っているかを確認する際に使われます。

 

③根切り ↓↓↓

根切とは、建物の基礎をつくるため、地面を掘削する工程の事です。

根切りの掘削によってつくられた、底の水平面を「根切り底」と言い、GL(地盤面)から根切り底までの深さを「根切り深さ」と言います。

根入れ深さは基礎の種類にもよって変わります。

・ベタ基礎:120㎜以上(木の花ホームはすべてベタ基礎で施工しています)

・布基礎:240㎜以上

(※木造住宅工事仕様書より)

捨コンと割栗石を合わせた厚さは、およそ150㎜になるので、根切り深さは

・ベタ基礎で270㎜以上(外周部はもっと深くなる)

・布基礎で390㎜以上

ただし、寒冷地の場合には凍結深度よりも根入れ深さが取れるように掘削する必要があります。根切り底は平滑になるようにランマー(転圧機)を使って初期沈下を起こし締め固めます。

 

 

基礎は一度打設してしますと修正がとーっても大変です💦

何事も始めが肝心と言うように建築において基礎は特に重要な部分なんです!

 

それでは、今日はこの辺りで失礼します(#^^#)

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