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【家と庭シリーズ🏠】第十三話 ヒイラギ

こんにちは、皆さん!

【家と庭シリーズ🏠🌳】第十三話

今回はヒイラギをご紹介いたします
ヒイラギは濃い緑色の光沢のある肉厚な葉を持ちます
その最大の特徴は、葉の縁にある鋭いトゲ状のギザギザ(鋭鋸歯)です
和名の「ヒイラギ(疼木)」も「ひいらぐ(痛む)」に由来するとされています
老木になる(成長する)につれ、このトゲが徐々に少なくなり
最終的には丸い、トゲのない葉に変化していきます
この変化は「年をとると丸くなる」という言葉の由来の一つとも言われています

ヒイラギ

<植栽の種別>        常緑広葉樹  

<樹高>            2.0m

<花期>           10月中旬-12月中旬       

<植栽可能な地域>      東北南部-沖縄 

<害虫耐性/疫病耐性>    テントウノミハムシ(ヘリグロテントウノミハムシ)
               カイガラムシやアブラムシに注意

<ヒイラギの特徴>
10月中旬~12月中旬に
葉の付け根に直径5mmほどの
芳香のある白い小花を多数咲かせます
花冠は深く4裂しており
その裂片は反り返ります

モチノキ科モチノキ属のセイヨウヒイラギは
葉は互生し刺しがあり
球状の果実は初冬に赤くなり
クリスマスの飾りに用いられます
ヒイラギと似ていますが、ヒイラギの実は黒紫色です

<植栽の作法>
ヒイラギのギザギザとした葉は
触れると痛いため、防犯の役割を果たします
陰樹であるため、日陰の庭でも植栽が可能ですが
葉色が濃緑のため、やや暗い印象となります
少し明るい印象にしたい場合は
葉の縁が白いフイリヒイラギを使うとよいです

小ぶりな緑地をつくるイメージで
1.2m程度の高さのヒイラギを植え
同じく日陰に強く、葉の印象が似ている
ヒイラギナンテンやヒイラギモクセイ
ホソバヒイラギナンテン、ナギイカダを添えます

ヒイラギナンテンは早春に鮮やかな
黄色い花を咲かせるので
暗い庭に明るさを加えることができます
ナギイカダは日陰に強く、葉がするどく尖っているため
防犯効果も期待できますが
多く植えると刈込みなどの際に
ヒイラギに近づけなくなるため
フッキソウやフイリヤブランなどの
地被を手前に配置して量のバランスを取りましょう

いかがだったでしょうか❓
特徴的なギザギザの葉をもつヒイラギは
防犯対策にも役立ちますので
生け垣などに活用してみてください🌳

それでは次回の投稿もお楽しみに~✨😊🎶

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