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社長コラム Vol.13「今、試される時」

 度々このブログで書いておりますが、住宅設備や木材など材料の高騰が相変わらず続いています。その影響は住宅価格にも反映され、家を建てたくてもなかなか判断ができないお客様も多いのではないでしょうか。

 

 材料の入手困難なため、一通り揃わないと着工すらできないという状況で、人もモノも滞ってしまっています。そうなると、大工さんをはじめたくさんの業者さんの雇用を維持することもままならないでしょう。どの業界でも同じことだと思いますが、本当に今、住宅業界ではみな試練に立たされています。

 

 そんな中、アメリカでは過去30年間で300万円あまり給料がアップしたといい、一方日本では20万円くらいの上げ幅です。成果主義の国、アメリカですからそれだけの実績に応じた結果なのでしょう。どちらかといえば、雇用を守ることを重要視してきた日本は長らく年功序列型が中心となって生活は守られてきました。

 

 でも、会社が傾いてしまっては元も子もありません。お客様にもご迷惑をおかけするわけにはいきません。今こそしっかりといい仕事をして、地元のお客様の信頼をいただくことが会社の生命線であり、雇用を守ることにもつながります。

 

 私は世の中のことは全て試されていると考えています。今自分に起きている試練は、それを解決できる力が自分にあるから起こったわけで、乗り越えられないような問題は起こらないと思っています。困難が起きたとき、「なんで私はこんな試練にあうのだろう」とネガティブに考えると、ますます辛くなります。でも、「これをきっかけに、私はより良い方向に行けるんだ」という前向きな気持ちを忘れなければ、「あの試練があったから、今の私があるんだ」と言えるときがやってくると思います。

 

 このような苦しい状況はどの業界でも同じです。我々経営者や社員も全てが試されているともいえるでしょう。「自分は今、試されている」と思い、受けて立つという気持ちを持つ。苦しいからこそ汗をかいて知恵をしぼり、一生懸命やる。そして、周りからも応援してもらえると思うのです。

 

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